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先日『OiryBoy』なる雑誌が出た。つまりはおやじ用POPEYEなのだ。確かに自分の20代前半は、海外情報やファションの流れはポパイから得たものが多かった。今でも本棚の奥のほうに30年前のポパイの雑誌が眠っている。大学生の頃にバックパッキングに没頭し自然の中でウッディーハウスに住むことに憧れていたあの頃、ポパイに掲載されたカナダのバンクーバー島にあるアウトドアスクール『ストラスコーナ・アウトドアエデュケーションセンター』に憧れ、そこのインストラクターになる為カナダのボスに手紙を出して受け入れを承諾してくれた古い思い出もある。結局『アランマッキー』のログスクールへと夢が変わってしまうのだが、その数年後ストラスコーナに遊びで行った時には、自分を親切に受け入れてくれたボスはすでに癌でなくなっていた。電気もない不便なところだが、手作りのログハウスやウッディーハウスが森の中に点在し、メインロッジでホームメイドのパンを頂き昼はカヌーやクライミングを楽しんで、短い滞在だったが今の自分の人生の糧になっていることはまちがいない。インターネットや携帯電話がまだ普及していなかったあのアナログな時代、すべての情報源がポパイのような雑誌からだった。人生を振り返って確実に言い切れることは、良き青春時代が本当にあったことだ。

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