週末一泊で立山にスキーに行ってきた。同行者はコバ。行く前から予報はよくなかったが、ここまで悪かったのは残雪期のこの時期のみならず、初滑りの11月を含めてもないかも。扇沢から結構な雨降りだし、室堂に着いてやっとアラレになってるぐらい気温が高い。視界もホワイトアウト状態。はんば諦めながら宿の雷鳥荘に向かっている時ですら汗ばんでしまう位。テンションは下降の一途。先週の雪崩事故もあり、週末ながらもキャンセルが多くあったようで、例年にないぐらい宿は賑やかさが欠けていた。天気の状況は益々悪くなり、二人とも滑りは諦め普通のおっさんに変身して湯治に切り替える。心残りを消すためにはビール缶一本で十分であったし。他の客の大半もギブアップしたようで、あちこちから昼間なのに酒盛りを始めた雰囲気が伝わってくる。
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日が変わって翌日も更なる強風と変わりないホワイトアウト状態。こんな状況で滑りに行くのはかなりのリスクを覚悟しなければならないが、あるガイドツアーは臆せず出かけていったし。でもほとんどの人は撤退組みでした。我々は迷わず撤退することとし、今まで払ったことがない高額?なアルペンルートの料金を払って、早々と扇沢へと引き返す。一般客の多くは台湾からのツアー客で、どこもかしこも中国語で埋め尽くされてました。黒部平ではスキーヤーが珍しいのか、女性4人から頼まれて(ほんの一瞬スター気分になった自分が恥ずかしい)いっしょに写真を撮らされました。
黒部平に着いた時には雨も上がり風も穏やかだったし、ガスは2200mあたりまでしか垂れ込めていないことに、すばやく反応したのは二人とも同時だった。「ここからタンボ平を上がって滑ろう!」だった。
即効で準備して2100mまでハイクアップして、二日間で10分足らずの究極の滑降。数日前に降った新雪にこの二日間の雨でシャーベット状態になった最悪の雪でも、滑れたことの嬉しさで少々のことは『気にしない、気にしない』大らかな気持ちになっていたのはまちがいない。
毎度毎度の定例の立山でしたが、今回みたいなついてないことはあったにせよ、『まあこんな時もあるよ』、ですね山は。

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