事故る。

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またもや余計な雪が前日降った。この時期のお楽しみであるザラ目雪がなかなか与えてもらえない。笹ヶ峰の林道の除雪がどのへんまで進んでいるかわからなかったが、とりあえず火打山方面へ上がろうということで、すでにノーマルタイヤに変えてしまった自分はnamyさんの車に便乗。やはり林道の途中からは路上に雪がありました。本日高谷池ヒュッテオープンと毎年恒例のトイレ掘り出し作業があるため、すでに数多くの車が駐車されていると思いきや、5,6台だった(山から下りた夕方には20台以上あったが)。道路の除雪は登山道入り口1km手前ぐらいまでで、林道を20分ほど歩いたのち火打山方面へすでに先行者がつけたトレースを素直にたどる。黒沢から先は残雪の多い年は普通そのまま沢をつめるが、先行者のトレースは夏道の十二曲がりをとっていた。狭い沢での新雪雪崩のリスクを考え我々も十二曲がりへと。夏同様ここがきつい。富士見平まで汗を滴らせながら喘ぎ喘ぎ上る。3週間ぶりの山なのでかなり身体がなまっている。他のメンバーも久々だったり、寝不足だったり、二日酔いだったりでいつもの覇気がない。富士見平で休憩しながらこの先のルートを協議。目の前の黒沢岳の東斜面を滑ってそこから三田原山に上り返し、涸沢経由で笹ヶ峰に滑り降りることに決定する。黒沢岳に上がるとまだまだりっぱな雪庇が崩落せず残っていた。茶臼山とのコルあたりからドロップ。距離は短いがフラットな快適なバーン。雪質も悪くない。さてさてまたもや最後の三田原への上り返し。皆な疲れてきたせいか口数が少なくなってきた。一時間強でピーク到着。ここも相変わらず雪庇がすごくまるでどでかい牛タンのようだ。シーズン中と違って全く人気のない三田原はなにげに寂しい。時間も3時を過ぎて冷たい風がよぎる。滑り出しは涸沢の沢筋西側の斜面を滑り降りることに。自分にとってここは何度も滑っているルート。いつもなら30分後には何事もなく笹ヶ峰の林道にたどりついているだろう。でもこの日の自分はいつもと違っていた。気の緩みと慣れという油断があったに違いない。ドロップして間もなくスピードにのったまま木に激突する事故を起こしてしまう。身体が横になった状態のまま下半身を強打。激痛でその場にうずくまり声を発することも出来ない。状況を見ていたJから無線が入り、声をふりしぼってまずいことを伝える。「ああやってしまったあ。皆に心配かけるなあ」。申し訳なくて泣けてきそうだ。すぐに全員 が駆けつけてくれて患部を冷やす応急処置をほどこしてもらう。幸い骨は折れてないようだ。激痛に耐えながらも仲間に迷惑を掛けてしまって恐縮するもショック状態が出てなかなか声を発することが出来ない。
時間も4時と押し迫り標高差で900mをなんとか自力で下山しなければならない。立ち上がると左膝内側が痛い。おそらく靭帯を損傷したのだろうし、激しい打撲で上下の屈伸運動するのがかなり困難な状態。でもがましなければ帰れない。痛みに耐えながらほとんど斜滑降のぎこちない体勢で,転倒すればさらに膝を悪化しかねないので慎重にビビリながら下りる。標高が下がると雪質も重くなりスキーをとられながらもやっとの思いで林道に到着。この時はほんとに嬉しかった。でもこの後の車までの林道歩きも辛かった。
今回大事には至らなかったが仲間に多大な心配と迷惑を掛け、ツアーを台無しにしてしまった。気の緩みや油断があったのはまちがいない。雪山へ入るようになって10年が経つが今まで無事故できたのは運がよかっただけかもしれない。今回の事故を反省しつつ、改めて雪山へ入るリスクを理解して気持ちをリセットし直したいと考える。同行した仲間のみなさん、本当にすいませんでした。そしていろいろとありがとうございました。

コメント(4)

今年はいつまでもチョコチョコと雪が降りますね。
4月の頭にはまだまだ滑るぞ~なんて思っていたのに、
なんだかんだとすっかり雪山から遠退いている私です(涙)
そして、、、足の具合はいかがですか?!
ホントにちょっとした瞬間がケガや事故につながるものですよね。
私も週末にフットサルをしていたのですが、調子が出てきたなぁってころに、
相手チームの方と接触(>_<)捻挫をしてしまいました。
そんなにひどくはなさそうなので、遊び盛りだくさんにしてしまったGWは
なんとかテーピングで乗り切る予定なのですが(^^;
お互いに早く治ると良いですね…

歳取ると直りも遅いんで、気をつけます。
膝のほうが日に日に悪化してる感じです。

昔からアクロバットが好きで、ヘリコプター、宙返りとスキーを履いて遊んでいましたが、5年ほど前に着地に失敗してからアクロバットができなくなり、一昨年膝の手術をして現在養生中!少しずつ慣らしながら今シーズンよりスキーを再開しました。お互いに気をつけましょうね! 体を壊したら元もないですからね!  しっかりと養生してください。 ちゃお!

>ゆーくんへ
かなり派手にやったみたいですね。自分がそんなことしたら、五体バラバラになりそうだが・・。一度靭帯痛めると以前のような運動機能が回復しにくいので、ほんとに怪我にはご注意ですね。来期の完全復帰を期待いたします。

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このページは、mackenjiが2006年4月24日 21:54に書いたブログ記事です。

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