2006年2月アーカイブ
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上段左より:阿寺山トップのオープン・山頂にて・越後駒ケ岳
下段左より:八海山と五竜岳(手前)・山頂よりドロップ・シャバミ沢下部(ライダー:ひこまさ)
雪山滑降人:ひこまさ(スノーボード)・mackenji
2月下旬なのにすでに3月下旬並みの陽気が続いている。1月中頃から時折降る季節外れの雨と例年より高い気温によって、積雪はぼろぼろの状態になっている。すでに中までざら目になっているため見た目のボリュウムよりは早く雪が融けるだろう。標高2000m以下の山も地域によって異なるが、同じ様な雪質に変化している。気温が急激に上がった日は、もろい雪質故、雪崩や雪庇の崩落には十分注意が必要かも。
土曜日は天気も良く気温も上がるとの予報だったので、春スキーモードに切り替え比較的標高の低い山で雪がたっぷりある処、中越方面にねらいを定め地図を開いて決定したのがこの阿寺山でした。中越や上越国境の山々は山スキーではほとんど無縁の地域だったので、一度は行ってみたいという理由もあったのです。八海山周辺の山地図を見ていてこの山から南に稜線つたいの標高1500m足らずの阿寺山に興味を持ち、早速ネットで調べてみるがデータは一件のみで山スキーではほとんどマイナーな存在。
今回のお供はボーダーのひこまさ君。夜遅くまで残業仕事で、それから東京から寝ずに車を転がしてる。毎度ご苦労様です。ひこまさ君と六日町(現南魚沼市)のコンビニに7時に合流して、そこから20分程車を走らせたハイクスタート地点の最終集落へと向かった。そこで準備をして8時にハイク開始。気温はー3度。風が全くないので登りにはちょうどいい。ここに来るまで濃い霧に覆われていたが、今はすっきりとした青空で絶好のBC日和だ。つめるシャバミ沢は真西向きなので太陽の日差しが当たるのが遅く10時頃やっと阿寺山頂から太陽が顔を出した。ざら目雪が凍ってかなりしまっているので自分はしばらくつぼで上がるが沢下部は全然問題なかった。さすがに斜度が増す600mあたりからアイゼンを着けるが、このあたりからはほとんどが30度前後の斜度になりスノーシュウのひこまさ君は緊張の糸がピーンと張ったままの登りを強いられた。データもほとんどなく初めてのコースなので、ひこまさ君の入力したGPSのウェイポイントを手掛かりに確実に高度を上げ、全く人気のない山頂に12時に到着。360度のパノラマはすんばらしいの一言。日本海には佐渡島の雪を被った山々まで見えた。目の前に八海山や越後を代表する駒ケ岳、南には複雑な地形をした巻機山、遥か彼方には我がベース黒姫山も遠望出来た。さて、ゆっくりランチタイムを取りお楽しみのドロップ。中間部まではまだ雪が弛んでおらず、沢上部の美味しそうなオープンバーンはリスクが高そうなので滑ることを止め、ほぼ登ってきたラインを滑り降りる。木々も適当な間隔であいているし斜度もあるので悪くない斜面なのだが、硬い雪質と一定の標高差で棚田のように段がついてる地形にやや手こずりながら1100mあたりで広い沢を滑ることとする。雪はすでに弛んでグサグサ。でもおもいっきりストップスノーまでは悪くならず、五龍岳からの沢との出合い550m地点までは二人とも快適な滑降を楽しめた。あとは沢のスノーブリッジや崩落雪のデブリに気を付けて林道を走らせ14時無事ツアー終了。標高差1200mの滑降は最後まで斜度もあり地形もおもしろいが、入山する時期的なことが課題かなっていうのが感想です。ローカルな五十沢温泉で汗を流して、二人とも又々日焼けで真っ赤な顔をして六日町をあとにしました。
待ちに待ったオリンピックのメダル。それも最高の金。荒川選手おめでとう、そしてお疲れ様でした。他の選手と比較しても風格があったし、演技も優美でした。アテネオリンピックの時もそうでしたが、今回も日本の女性アスリートの活躍が目立っていたような気がする。反面日本男児はちょっと不甲斐ないかな。ジャンプの原田選手の件なんか目も当てられないほど恥ずかしい話。
4年後のバンクーバー大会でもフィギアスケートをはじめモーグルやボードクロスで大和撫子がさらに躍進してくれるだろう。大袈裟だけど日本の未来は大和撫子に期待しちゃいます。ちょっと不甲斐ない日本男児も頑張ろう!
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ネットである事の申し込み方法を調べていると、本人確認のために運転免許証が必要と掲示してあった。「運転免許証ね、運転免許証といえば。・・・!」 あることが頭をよぎる。そして軽く血の気が引いていくおもいが・。一週間前に自分の誕生日が過ぎ、だいぶ前に免許更新の案内がきていたことを思い出す。「あれ~、期日過ぎてる~」。焦りながら案内のハガキを探し出し見開くと、更新期間が誕生日よりさらに一ヶ月先に延びているではないか。「えっ!!いつから?」って思いながらも胸を撫で下ろしたのは言うまでもないでしょう。案内のハガキがきてもまだまだ余裕があると安心してしまい、その内その事が頭から忘れ去られていく。気付いた時は期日ギリギリだったり、過ぎていたりするよね。皆さんもどうかお気を付けを・・・・。そして安全運転を心掛けましょう。
グリーンランドにツアーガイド中の友人からすばらしい写真が配信された。彼はプロの映像カメラマンでもあり、今回許可を頂き当ブログに掲載させていただきました。自分も20年以上も前だが、カナダの北部でオーロラを見た経験がありますが、言葉に表現出来ないぐらい幻想的な動きだった記憶があります。それにしても建物のカラフルなこと・・。いつも疑問に思っていることがあるのですが、ほとんどが氷におおわれているこの島を何故グリーンランドと呼ぶのでしょうか? 白い世界というイメージがあるので不思議です。何度かグリーンランドへ行ってる彼に以前聞いてみたことがあるのですが、やはり首を傾げていました。いずれは行ってみたいところですね。
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2004年夏次女とオートルート(立山~上高地)で:太郎平(左)と鷲羽岳稜線にて
エクスペディション=探検・冒険的な旅を意味する。ウィルダネスでのバックパッキング、海流にのっ て海上を進むシーカヤック、必要最低限の装備を背負って極上のパウダーを求めるバックカントリースキー・ボード、どれもエクスペディションである。一般的な旅行(trip・travel)との違いは、エクスペディションは目的地がアウトドアーのフィールドや国立公園などの自然界がほとんどなので、あくまでもそこで想定されるリスクはすべて自己責任の下行動をしなければならない点であろう。軽く日帰りのケースもあれば、時にはテントを持ちオーバーナイトを、そして数日以上の長い山行の時は必要な食料や水、テント・シュラフなどフル装備20,30kgのバックパックを背負って旅をする。進むスピードも決して速くないし、喉が乾いたからといってコンビニや自動販売機があるわけでもない。でもその分、ゆっくりゆっくりスライドしていく自然の景色を拝め、何のストレスさえも感じないいつもと違う自分に出会うことが出来る。これが本当のスローライフだと感じるし、こんなシンプルな旅が一番好きだ。情報が氾濫する時代。ⅠTやデジタル化が躍進するこの世の中。もちろん時として情報は重要であり役立つこともあるが必要最小限の情報と自分の判断でもって旅をするアナログな自分があってもいいのではないだろうか。・・・時折自分自身を振り返ることを忘れていることに警鐘を鳴らす意味も込めて・・・。
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2年振りに稜線に立つBORIさん BORIさん滑る 雪山滑降人:BORIサン(テレ)・mackenji
もう日和も雪質にしても春スキーの雰囲気。きょうはルートの再確認を兼ね、黒姫山の北東斜面を計画。本日は5パーティーの入山。その中にたけさんのお知り合いの、とも吉お姉さまとパートナーの方に遭遇する。いつ見てもエネルギッシュなお方です。準備を済ませてガツガツと上がっていきました。今回はBORIさんも黒姫にチャレンジするというので、上り始めはいっしょに上がることとする。難病を抱えているため、行けるところまでと本人は考えていたのですが、結局稜線まで上り詰めてしまい、本人もとても嬉しい様子。BORIさんにとっても黒姫山はホームと言ってもいいぐらい慣れ親しんできた山の一つで、昨シーズンは病気により山に入れなかっただけに、健康な我々には解らない感動があるに違いない。さてさて、BORIさんも稜線まで上がったとなると、気移りの激しい自分は直ぐに予定を変更して、いっしょに東尾根へとめざす。今日もピーカン。稜線は黒姫山にしては珍しくほとんど無風状態で2月とは思えぬ温かさ。すっきりと抜けた青空は遠く上越国境の山々までが見渡せる。さてドロップ!決して雪は上質ではない、新雪も15cm程度だが、幸いにもこの湿った雪が深くなかっただけに板も引っかからず、そこそこの良い気分で滑ることが出来た。ただ、上部は斜度もあるし木々から落ちた雪の塊(ほとんど氷)に気をつけないと、万が一このブロックに板を引っ掛けようものなら最悪骨折も免れないだろう。なので、出だしはやや慎重に高度を下げ、中間部のメローな斜面からはカービングターンで気持ちよく滑る。どうせ下部に行けば雪は腐っているんだろうと期待せずにいたが、結局スキー場まで思いの他雪質は上々で、意外や意外!BORIさんと私は大満足の山スキーでした。最後は日焼けで真っ赤な顔をして、アスティー黒姫の温泉で疲れを癒しました。
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三田原山ピークより火打山・焼山・金山 一本目の沢上部
昨日は北からの季節風がかなり強かったものの、翌朝外に出ると降雪は10cm程度だった。山の上はもう少し降り積もっているだろうと見積り、今季3度目になる三田腹山へ上がることとする。8時に杉ノ原スキー場に着くがすでに駐車場の半分位が車で埋まっている。さぞかし山に上がるパーティーも多いのだろうと予測するが、リフトトップを下りたBCスタート地点には自分しかいなかった。結局4パーティーしか上がらなかったようで、そのうちの1パーティーはモルゲダールのツアーで火打山へと向かっていた。新雪の期待は見事に外れ、それどころか数日前の降雨でかなりのハードバーンが形成されていた。
本日は前回滑った時にちょっと気になる斜面があったので、実際に滑って確認したかったというのが今回の目的。とりあえず時間の余裕があるので、一本三田原山ピーク下の黒沢に繋がる沢を200m程滑る。
上り返し後は涸沢の西に、沢沿いに広がる斜面を標高差で600mほど滑り降りるが、やはり上質とは言えない雪質ゆえ満足度は低いが、かなりいい斜面ではあるし、深雪なら申し分ないだろうと想像する。
いつも通り笹ヶ峰の林道に出て、スキー場までのんびりとXCで戻る。スキー場3時半帰還。
気温は低かったが日差しはすでに春を感じさせた。
トリノオリンピック始まりましたねえ。滑ることが好きなだけに、目を離せない競技も幾つかある。まず、モーグル。すでに競技は終了したが、自分の好きな選手がメダルを獲得した。銀メダルを取ったノルウエーのカーリートルー選手。好きな理由は、単純に金髪で美人だから。もちろん、あのダイナミックな滑りにも魅了されるますが。上村愛子選手も頑張ったけど、おしくもメダルは取れなかった。もうちょいスピードがつけば、4年後はいけるかも。好きなカーリーも引退するし、ライバルが一人減るしね・・。男子モーグルはアメリカ勢が強いのかな。男子ハーフパイプもアメリカの選手の強さばかりが目を引いた。4年前のソルトレイク大会ではメダルを独占しているし、何とその後のワールドカップには参戦していないというではないか。これじゃ、日本勢が勝てるかもと錯覚してもおかしくはないが。アメリカ勢以外の選手の点数が意外にも低かったのは、アメリカ選手が桁違いの技術を出してくるという想定の上でのジャッジメントの判断では・・・と勝手に考えてるのですが。今後のフィギアスケートやスピードスケートにメダル期待しましょう。
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稜線にて:スクラッチBCをはく男達 雪庇崩落跡 テレマーカー:ボリさん・マツ・とむ・mackenji
今季2度目の三田原。狙いも雪質を考え、またもや涸沢へと。昨シーズン途中、難病を宣告されたボリさんと滑るのは一年振り。大好きなスキーを取り上げられてもおかしくない難病に掛かりながらも、自分のビジョンとスキーに対する熱い想いを貫き通すボリさんの姿勢には本当に頭が下がる想いだ。他に長年のテレ相棒のマツと、いっしょに滑るのはかなり久々の弟のトム。どういうわけか、まるで申し合わせたかのように4人の板、全てがスクラッチBC。・・・な、なんで?・・確かにいい板ですがね。なんかこう、○○四天王とでも名づけたくなる気持ち。さて、登ること2時間半。ボリさんのペースに合わせゆっくりと上がり、稜線に12時に到着する。この週末は連休ともあって、他県から訪れたパーティーも多く、さらに火打山まで足を伸ばすグループも20人以上いそうだ。稜線は相変わらず風が強く、向かいの妙高山も視界が悪く見えない。すると突然「バスッ!!」という鈍い大きな音がしたかと思うと同時に、足元の雪庇が巾5mにわたって崩落する。あと1m後ろに立っていたらと考えると、・・・思わずヒヤリ!
気を取り直して、いよいよ涸沢へとドロップイン。2日前の新雪なのでやや重い雪質だが、なんのなんの贅沢を言っちゃいけません。十分堪能出来る雪ではありませんか。今回は1700mまで沢を落とし、そこから池ノ峰方面へとトラバース気味に高度を落としていく。林道に出てからは、お決まりのクロカン。午後3時に杉ノ原スキー場に到着。今回もまんずまんず、よさげでした。
まちがって容量の少ないSDカードを入れてきたため、デジカメ直ぐにエンプティー。皆さん滑りシーン撮れなくてすいません。
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きんきらキ~ン 黒姫の我が宅に遊びに来るかの友人は、その都度変わった遊び道具などを持ってくる。そしてどういうわけか、そのまま我が家に置いて帰っていく。時々購入目的が何なのか理解に苦しむことがある。今回も何点かの珍品を持って現れ3日間スキーを楽しんでいった。そして残留品。15万はするゴールドのボラントジェネシス。別名を「金ボラ」?とも・・・。借りて乗せてもらったが、カーバーではない私でも気持ちのいい切れるライドができる。それもそのはずセンター巾65mm。こんなくびれた板は乗ったことがない。新雪を求めファットな板ばかりのっているので、これはこれで新鮮な気持ちに・・・。でもさてさて、ほとんどゲレンデは滑らないし、滑ったとしてもドカッと降雪があった時ぐらい。もちろん板はファットで・。うむ~、スキー収納部屋に置かれた金ボラはひときわ光る高級インテリアでした。
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1800m付近のハゲの横を通過 稜線直下:riderひこまさ 滑降人:へろ丸・J・ひこまさ・namy・makko・ミズホ・まみけん・mackenji・西川さん(途中棄権)
昨年より黒姫山のある尾根を滑るようになった。昨年は確実に「パウダーオブザイヤー」ものの大当たりだった。今回は昨年を越えるほどではなかったが、十分今シーズン一のベストコンディションでした。雪崩のリスクが一番ある休止中のゲレンデ内をハイクアップするのは避け、ハイクスタートして直ぐに右側のブナ林にトレースを刻む。というか、先行の男女二人組のパーティーが稜線までラッセルしてトレースを引いてくれたので、大分助かりました。ありがとうございます。皆に少し遅れるものの3時間半かかり、ドロップポイントの稜線に到着。昨年もほぼ同じ頃に上がっているが、昨年よりはるかに雪庇が大きいのにびっくり。それだけ山頂下の積雪量も例年より多いということになる。里では何度か季節外れの大雨が降って雪を溶かし、幾分雪の壁の高さが低くなったが、さすがに標高の高い山の上ではその時も雨ではなく雪が降っていたのだろうから。人数が多いので二班に分けて、尾根を挟んで左右に滑り込み、1700m付近で合流することとした。順にいいスプレーを上げてドロップしていく。この尾根は一個で三つの味が楽しめる三食パンの様に幾つかのバリエーションを持ったコースだと思う。まず出だしはこめつがが点在するマッシュなど変化と斜度のある上部、さらに中間部は斜度も20度ぐらいに弛む開けたブナ林のメローな尾根、最後は斜度もそこそこの唐松林、林道に出てからスキー場までは20分位クロスカントリーをしなければならないが、それはそれで、上から下までひと山そっくり楽しんできた気がしていいもんだ。標高差にして1300mのツリーランをこれほどまでに楽しめる山はそう有るものではないと確信している。ローカルとして自負すると共に、滑り終えた後の、雪山仲間の充実感に溢れた顔を見るのが、何よりも嬉しい。今シーズンあと2,3回はこの山に上がるだろうな・・。
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ドロップ後加速するJ 下部のハゲにて:rider namyさん
